最終更新日:2025 年 5 月 20 日
年6回(前期3回、後期3回)開催されます。 2025年度前期参加登録フォームはこちらです。事前参加登録をお願いします。
物理科学の最前線
「物理科学の最前線」は、東北大学大学院 物理学専攻が主催する最も公式のセミナーです (公式ページはこちら)。年6回(前期3回、後期3回)開催されます。 2025年度前期参加登録フォームはこちらです。事前参加登録をお願いします。
5月26日(月)(東北大 理学部物理系講義棟3階 318号室)
- 日時
- 2025年5月26日(月) 16:30~17:30
- 開催方法
- 東北大学理学部 物理系講義棟3階 318室+オンライン(Zoom)
- 講演タイトル
- 振り子の量子制御:重力波→重力の量子性
- 講師
- 松本 伸之 氏(学習院大学 理学部物理学科 准教授)
- 講演概要
- 2015年、人類は初めて重力波の直接観測に成功し、ブラックホールの運動などを解明する重力波天文学の幕が開きました。この偉業は、糸でつるした鏡を用いた振り子の微細な振動を測定することで実現しました。本講演では、振り子の振動を量子制御することで、重力が古典的なものか、それとも量子的な性質を持つのかを実験的に解明しようとする最先端の研究について紹介します。
- 日時
- 2025年7月4日(金) 16:30~17:30
- 開催方法
- 東北大学理学部 物理系講義棟3階 301室+オンライン(Zoom)
- 講演タイトル
- 有機半導体の量子輸送:乱れた世界は魅力的
- 講師
- 山本 貴博 氏(東京理科大学 理学部物理学科 教授)
- 講演概要
- 近年、フレキシブルデバイスへの応用が期待されている有機半導体ですが、PBTTTと呼ばれる2次元有機半導体の電荷輸送実験において、電気伝導率・磁気抵抗・ゼーベック係数が非自明な温度依存性を示すことが期待され、物性物理学的な観点からも注目を集めています。本セミナーでは、これらの現象の実験的背景と、それに対する理論的な理解について、学部生にもわかりやすく解説します。
- 参加に際してのお願い
- 参加登録フォーム(2025年度前期)からご登録をお願い致します。 登録後にオンライン参加のための接続情報(URL)が表示されます。
- 担当委員
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岸本 康宏(kisimoto[at]awa.tohoku.ac.jp )
是常 隆(takashi.koretsune[at]tohoku.ac.jp )