シャープペンシルの芯の磁気浮上
反磁性を身近な物質で目に見える形で確認できるのが面白いです。(鉛筆の芯
の主成分であるグラファイトは反磁性を示します。磁石(銀色に見えるところ)
には磁力の強いネオジム磁石を用いています)。こちらはオープンキャンパス
のときの定番展示になっています。
なお、羽田野先生(日本大学工学部)がHOPGの磁気浮上の様子を
こちら
にアップしています。
ちなみに、超伝導体の反磁性(磁気浮上)はオープンキャンパスで実験グループの液体窒素を用いた定番演示実験としてよく目にします。
水も反磁性を示すことが知られていますが、10テスラ程度の強磁場でないと磁気浮上は見られないようです。
グラフェンの研究でノーベル物理学賞を受賞したガイムはカエル(体内に水分を多く含む)の磁気浮上を示したというのもよく知られた話です(これでイグノーベル賞も受賞!)これに関しては
ここ
にまとめられていたので、ご参考までにリンクを張っておきます。