研究室内でお引越し。2つ隣の部屋に移って、今度は8人の大部屋。 この部屋はすでに就職して現在は研修所にいるはずのFさんがいた部屋で、 いまだにFさんの私物がごろごろしてる。 とりあえずFさんの私物を段ボール箱にまとめて外に出し、 机の周りをきれいにするだけで一仕事。
自分の荷物を新しい机に動かしてて気づいたんだけど、 どうでもいいごみのようなもの多い。これじゃFさんのことを笑っていられない。 引越しを機会に全部捨てる。
Ripurepo Corpoの4月の壁紙をダウンロード。今回の壁紙はむちゃくちゃかわいいなぁ。
うちに帰ったらちょっと予想してたサプライズが。大事に使います。
午前中学校以外の書類仕事を済ませてお昼に登校。iBookの修理の件で生協による。 修理するのにハードディスクを消去するかもしれないことに。 研究データは修論書き上げた直後にバックアップ取ってるし、 音楽データはiPodに入ってるから何とかなるし、 消去でもいいか…と思ったら、 修論後一ヶ月ほど遊んだ記録を含む写真のバックアップを取ってない。 たいした写真はないけれど、 消されると困るなぁ…と思いつつもデータを救う方法がないんだからしょうがない。 泣く泣く消去することになってもかまわないと答える。
夜、研究室の人たちとサッカーを見る。いまいちルール分からないし、 『ダイジェストだけでいいよなー』と思いつつも、食べ物に釣られて参加。 サッカー以外の部分でも、やけにOくんがハッスルしてた。
昨日おかしかった行列の固有値問題を解くプログラムはまともに動くようになったんだけど、 何が原因でうまく動くようになったのかが分からない。なんか気分悪いなあ。
危うく進学手続きの書類を出し忘れそうになる。 昼間たまたま研究棟の外に出ることになって事務の前を通ると 『大学院進学手続きは上へ』なんて看板が出てるのを見て思い出す。 もし気づかなかったら来年は無職になるところだった。
今日の研究成果。行列の固有値を解くプログラムを組んだんだけど、 3×3で非対角要素が0、対角要素が1,2,3の行列をためしに解かせてみたところ、 固有値が0,0,1と返ってきた。 ラッパーの部分しか書いてないのにどうやったらこんな答えが出るんだ?
学会が終わってやっと本格的に研究モードになったのに、 いろいろな提出書類や何かでほとんど机の前にいられない。
結局壊れたiBookは入院してしまいました。 Kさんに聞いて原因を突き止めようとしたんだけど、結局不明のまま。 しばらく自宅からWebにつなげられない。不便だねえ。
物理学会から学会誌が届いた。 学会が終わった翌日に学会プログラム送ってきても意味ないよ。
学会最終日。セミナーに来てくれるように頼んだTくんがポスターで発表してるので見に行く。 軽く話を聞いて、近いうちにセミナーやろうと念を押して学会は終了。
一路仙台へ、ではなく、交通費削減のために誘ったSさんを乗せ茨城へ。 一緒に乗っていたOくんが面白いというが、彼の面白さはあんなものじゃないよ。 Sさんから交通費をもらうのを忘れる。まぁどうでもいいか。 高速道路で帰る途中、強い風で車が1車線横にずれる。死ぬかと思った。
発表は夏の学校スタッフつながりのOくんにPowerBookを貸してもらい発表。 話し出す前から自分でも予想できていたことなんだけど、 やっぱり、質疑応答が下手。 普段は難なく答えられることが発表の壇上に立つと、 頭が真っ白くなって何も答えられなくなる。 それでも、この分野では大御所の先生方が珍しくたくさんいらっしゃったので、 研究内容のお披露目としてはよかった。
夜もうまく答えられなかったのを思い出してなかなか眠れない。
さすがに何度も学会に参加していると、専門に勉強したことがなくても、 話している人の顔もおぼえてくるし、なんとなくやってることがわかるようになる。 門前の小僧習わぬ経を読む、というやつだ。
今日の飲みの相手は、修士の途中で他大学にいったIだ。 この人は全くと言っていいほど酒が飲めないのだが、 烏龍茶1杯で酔っ払いより酔っ払いらしくなる。 結構"こじゃれた"店に入ったのに、 『ハミルトニアン』とか、『非平衡』なんて言葉が飛び交っている。 こんな光景は物理学会ならではなんでしょう。
朝起きてiBookの電源を入れてみるがやっぱりうんともすんともしない。 夢でなかったんだなあ、とつらい寝起きになる。 学会会場についても発表&パソコンのことが気になって仕方がない。 空いた時間を見つけてインターネットルームでトラブルシューティングを探す。 備え付けのパソコンの隣に自分のiBookを置いて、 きちんとハードディスクが回っているか、 耳を近づけている様子はかなり滑稽だったかもしれない。
この日は夏の学校のメンバーで飲み会。結構遅くまで飲んだ。 お互いに研究室に乗り込んでいってセミナーをしようなんていう話をする。 なんというか、プレゼン武者修行。
学会へ出発。千葉までの道のりは大して面白いことがなかったので割愛。
夜、Sさんの最後の送別会ということで、研究室で集まって飲み食いする。 普段はしっかりものとして通っているKくんが、 ホテルの部屋について5秒で部屋から閉め出されるというアクシデント。 ん、まあ、これもこれから起こる悲劇に比べれば、かわいいものである。
送別会が終わってホテルの部屋に戻り、「さあ、発表練習しようか」と思ったら iBookが起動しない。考えられる限りのことを尽くしたけどだめ。 はじめての学会発表でこんな悲劇ってないよなあ。 仕方がないので不貞寝。
別れが辛い。こういう節目はいっつもいろいろ後悔する。
前日結構飲んだので朝起きたら喉がからから。自宅に飲み物がなかったので、学校に行く途中コンビニによる。 ここで手に取ってしまったのが炭酸飲料。普段 炭酸飲料はビールくらいしか飲まないのだが、 『すっきりするかも』と思い買ってしまったのが運のつき。炭酸が強すぎて気持ち悪い。 素直にお茶にしておけばよかった。
学会発表用のスライドをぼちぼち作る。だいたいは修論発表の使い回しなのだが、 学会の発表は時間が短いため削らないといけない。未だに発表練習してないし、本当に間に合うのか?
うちに帰ってくると自分の駐車スペースに知らない車が止まっている。最近勝手にとめられていることが多い。 今日はあまりに堂々ととめてあるので、十円傷をつけてやりたい衝動にかられるが必死でがまん。
夜、自動車免許を取りにいっていたIさんから 『ふっふっふ、合格したよ』 という聞き間違いのような電話がくる。しかも適性検査の結果が非常に良かったそうな。 仕方ない、明日はしゃぶしゃぶだ。
卒業するSさんの送別会という名目で食事&飲み会。 待ち合わせまで時間があったので珈琲ショップで珈琲を飲みながら小説を読む。 しばらくして隣に座った女の子の二人組。 この二人はまったくの無言で向かい合って座り、無言で飲み物を交換する。 この間ずっと二人とも携帯をいじってる。結局出て行くまで無言。 もしかして携帯のメールで会話してたんじゃないだろうか?
九州でM7.0の地震がおきる。またマスコミの暴虐がなされているのかと思うと腹が立つ。 『また』というのはどういうことかというと、10月に起きた新潟の地震でのこと。 あの地震では多くの家屋が倒壊して、家の中がぐしゃぐしゃになった映像を見ることができた。 そういった映像が見れるということは、マスコミが中に入ることができたということを意味するわけだが、 全ての家の持ち主がマスコミに家の中に入ることを許したわけではない。 『取材』といって家主の制止するにもかかわらず、勝手に家の中に入るひとがいるのを人づてに聞いている。 また、宿を確保するために新潟中のホテルがマスコミによって押さえられ、 ボランティアや、家族を心配して新潟入りした人が泊まる場所がないなんてこともあった。 こういう人たちが全てではないのかもしれないけれど、 『報道する人を報道する』立場として、個人が情報を発信できるWebはもってこいな気がする。
あと、最近何かと話題になっているテレビ局、さんざん公共放送だと言い放っていたにもかかわらず、 真っ先に地震特番をやめてましたね。恥ずかしくないのかと。
学会発表用のスライドがまだできていないのに、風邪をひいてしまった。おとなしくうちで寝てることにする。 おかげで他の研究室で開かれたセミナーに参加できず。興味があったのに残念。
サークルの同期の人たちと食事に出かける。社会人の大変さについていろいろ語られた。 お互い来年からもっと人間らしい生活をしようなんて話をする。
帰ってきてからCOE RAの特別研究奨励費の書類をかく。 箇条書きで研究目的、研究計画を書けとかいてあるのに、むちゃくちゃ欄が大きい。 その割には研究概要を書く欄がない。こんなフォーマットに従って文章を考えるのは非常に酷である。
研究室のDNSサーバがハード的な寿命を迎えたらしく、午前中色々な応対で苦労する。 考えてみればさっぱり理解せず使ってたので、これを機に勉強しようと思い立つ。 Webでは充実感がわかないので本を買ったのに、自宅に帰ったら帰省の荷物の片付けに追われる。 初日なのに1ページも開いていない。前途多難だ。
久々に学校に来て階段の昇り降りしたら足が痛い。春から運動したいなあ。
仙台に戻る。この『仙台に戻る』ということを『帰京』をイメージしてか、『帰仙』 と仙台人は呼ぶ。なんか田舎者っぽい。 類義語として仙台に来ることを意味する『来仙』もあるが、いわずもがな。
とにかく仙台に戻ってきたんだけれども、この日は遠出には最悪の天気で全国的に大荒れ。 しかし、かれこれ一週間も学校に行ってないうえ、学会の準備ができていない。 なんとしても帰らなければ。
この仙台までの旅、なんと言ってもひどかったのが新潟と山形の県境。
当然視界はほとんどなく、路面は凍結。その上対向車線にはトラックがガンガン走ってる。
軽くスリップしただけでも死にかねない。『この状況K先生なら命がいくつあっても足りないな』
なんて考えながら、運転していたら一つ心配事を思い出した。
山形県に自動車免許をとりにきているIさんである。
何が心配かと言うと、自動車免許を取ることを両親に話したところ
『やめときなさい』といわれ、
周りの人からは、きちんと免許が取れるかどうかが賭けの対称になるほどの強者だから。
道路に問題がなくてもそんなことを言われる強者が、
こんな道路状況で無事に運転できるわけがない。
幸運なことに、Iさんの教習しているあたりでは雪は降っているものの、道路には積もってない。
自分も賭けにのっているだけに少し複雑。
オーストラリアに行ってた高校の友達Uが帰国。高校卒業して以来始めて会うくらいなので、 出迎えにいってもわかるか心配だったけど、全くの杞憂。 『三つ子の魂百まで』というが、そのまま受け止めれば3才以降まったく変わらないというわけで。 高校の頃から少しばかり知識が増えた程度で、久しぶりという気すらしない。 その後しばらく近況を語り合ったりする。
帰省する。実家に帰るとだらだらして生活リズムが崩れてよくない。
ケーキに買い物。楽しかった〜。という反面、当分こんなことはないんだろうな、と悲しくなったりもする。
大学のCOE RAの報告会にサクラとして参加する。よくよく聞いてみるとf電子系も面白い。 大雪の中歩いていった甲斐があった。
夜は研究グループ内でのIさんの送別会。この人は学部1年の頃からのつきあいなので、 来年から離ればなれになるのが想像できない。 最近つくづく『みんな学生のままならいいのに』と思う。
蔵王には珍しく快晴。でも前日の疲れとアルコールと睡眠不足で、スキーをする気力どころか起きる気力もない。 でもそんなぼろぼろのからだにむち打ち、朝8時朝食。睡眠時間4時間。きびしい。
快晴なので山頂に行ったのに、山頂に着いた頃にはもう視界がない。 疲れもあるので、とっとと切り上げて温泉&アイス。 このアイデアに乗ったのはもちろん、箱根の研究会に一緒に行った、甘いもの大好き同盟のIさん。 今回はくるみ&栗と、ホワイトミルク&ずんだ。感想は『あぁ〜栗。』まったく成長しない二人である。
帰りにもなかなか面白い出来事があったんだけど、これも色々な制約から日記に書けない。残念〜。
出発はスキーにしてはちょっと遅い朝8時。 絶対に遅れてくると思われた人も10分遅れくらいで到着するという、幸先のよい出だし。 しかも気温は-5℃ほどで、想像してたよりあまり寒くない。
しかし、最悪の状況は突如訪れる。 チェックインしようとしたら予約が取れてない。 自分が宿を手配したので、むちゃくちゃあせる。 原因はどうやら、代理店のミスらしい。 けれども対応してくれた人がものすごい親切で、 宿泊料は割引、夕食はすき焼きと至れり尽くせり。トラブルばんざい。
そんな風にして豪勢に夕食を食べたあとはお風呂。お風呂は綺麗な内風呂と、感じのいい露天風呂。 露天風呂では温泉で火照ったからだを雪で冷やす。これぞ露天風呂の醍醐味! 温泉のあとはお金の精算をしたんだけど、 理論物理の学生が7人も集まって(しかもExcelがあったのに)なかなか清算が終わらない。 みんなことごとくレジャー気分に浸ってしまってる。 清算が終わったらいよいよ飲み会。Kが張り切ってしゃべるので、 Webに公表できるような内容は全くなし。『SでS』とか。 おかげで珍しく物理屋が3人以上集まってるのに,物理の話題がほとんどでなかった。 飲み会は9時に始めて4時にとりあえずお開き。スキーで疲れた体でよく飲んだ。
あすから研究室の人たちとスキーで山形蔵王へ。気温を調べてみると最高気温が-10℃。 『最低』ではなく、『最高』です。春スキーをイメージしてたんだけど、これはちょっと厳しいなあ。
久々に研究再開。プログラムを少し始めるが、いろいろちょこちょこ忘れてる。うげ。