Version francaise: cliquez ici
English Version: click here
科学に対する考え方はこちら
Blog はこちら
論文一覧はこちら
現在,主に行っている研究・教育は次の内容です.
1. 少数粒子系の統計物理学
2. 電磁場の生物への影響に関する,生物物理学的・臨床環境医学的研究
科研費・新学術領域研究(研究課題提案型)の助成により行っています.
3. 科学教育,特にリテラシー教育
科研費・基盤Cの助成により行っています.
基礎物理学研究所研究会「科学としての科学教育」(2009年8月)
等で講演予定です.
4. 科学技術社会論
「法と科学」に関する共同研究を,日弁連法務研究財団の助成を受け
行っています.この10月からは,より広範囲な研究者(自然科学,法学を
含む社会科学,劇作家,科学技術社会論etc.)と実務家(法律家)の
ネットワークによる共同研究を始めます(JST-RISTEXのプログラム).
「科学技術社会論研究」第7号(2009年秋出版予定, 玉川大出版)
の小特集『科学と法の接点』に,論文が掲載予定です.
これらの研究を一緒に行いたい大学院進学希望者はご連絡ください.
詳しく説明します.科学史を勉強すれば分かるように,本質的な学問の
発展は,旧来の枠を超える,柔軟な若い感性から生まれるものです.
新しい学問を一緒に創りましょう.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新着情報
2008年7月11日日本物理学会誌 2008年7月号 Vol.63, No.7, p.537-541
「マイクロ波環境と受動被曝: 基礎物理の役割」(PDF版, htm版)
電子情報通信学会長への質問書
(上記論文中の引用文献21, 2007年5月7日〜)
2007年12月27日
ブログを更新しました.テーマは「電波=音波?」です.こちらからどうぞ.
2007年12月24日
日本物理学会誌 2003年6月号 「携帯電話による公衆被曝をめぐって」 の全文をリンク
こちらから(国立情報学研究所の論文情報ナビゲータCiNiiより)
2007年10月25日(論文掲載)
"Equation of state in a small system: Violation of an assumption of Maxwell’s demon"
T. Hondou
Department of Physics, Tohoku University - Sendai 980-8578, Japan and
Institut Curie, Section Recherche, UMR168 - 26 rue d’Ulm, 75248 Paris Cedex 05, France
EPL, 80 (2007) 50001
On-line publication page at EPL (Europhysics Letters)
doi: 10.1209/0295-5075/80/50001
Full text is avalable here (PDF version)
2007年9月22日(開催)
日本物理学会年会
領域13,領域1,領域2,領域10,領域12合同シンポジウム
「環境科学リテラシー確立の今日的意義」
講演「環境科学と基礎科学 — 物理学に出来ること,出来ないこと」
予稿(PDFファイル)
2007年3月26日
日本物理学会 春の分科会での講演予稿
「自然法則の普遍性と文化の多様性:Evidence-Based Decision の基礎としての理科実験」を「科学について」の参考文献に追加
2006年11月1日 東北大学大学院理学研究科大学院講義「科学基礎論」
科学者の科学音痴ー科学者にとっての哲学とは何か?ー
津田敏秀氏(岡山大学大学院環境学研究科)
2006年7月25日
The Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)掲載論文
JPSJオンラインの該当ページはこちら
論文全文のダウンロードはこちら
日本語での要約はこちら
英文での要約はこちら
論文より
数値シミュレーション結果(エレベーター内)
1) 反射がない場合(これまでの"公式"を用いた場合)
静止画(PDF) QuickTime形式, MPEG-4, AVI
2) 反射がある場合(現実のエレベータの場合)
静止画(PDF) QuickTime形式, MPEG-4, AVI
(反射がある場合で,ホットスポットが分かりやすい3次元立体ムービーはこちら)
シミュレーションは,エレベータのドアが「全開」の場合です.
("an aperture of sliding door"と書いてある部分が開いているドアの箇所).
詳しい条件設定等は,論文のPDF版をご覧ください.
# Windows ユーザーの方から,QuickTimeムービーの再生が出来ないと指摘がありました.
# QuickTime版をご覧になる際は Window版QuickTime をダウンロードしてください.
# 本シミュレーションは,Ansoft社のHFSSを用いています.
# 論文の参考文献欄にあるproject file を用い,どなたでも再現が可能です.
これまでの「専門家」の認識
2002年5月1日の BBC News を参照ください.
英国保健省の調査委員会委員でもあるProf. Les Barclayは次のようにコメントしています:
"Signals from the antenna and mobile phone decrease very rapidly as you move away from the phone,"
(携帯電話から離れると,電波は大変急激に弱くなる)
"By the time a signal has been reflected by a distant wall it will be at a very low level."
(遠い壁で電波が反射されたときには,電波は大変低い強さである)
以上の考えは,日本の専門家によっても繰り返されてきました.
(例えば,2002年6月3日,朝日新聞(東京版)夕刊第1面のコメントを参照).
筆者はエレベータ内における受動被曝の存在も,2002年の段階で既に指摘しています(JPSJ).
健康影響に関して
パリティ 2006年1月号 (丸善)
クローズアップ「電磁場が引き起こすDNA損傷」 (PDF版,htm版)
* web版はパリティ編集部, REFLEXプロジェクト(Prof. Adlkofer)より転載許諾済.
パリティで解説を行っている,EU7カ国12研究所によるREFLEXプロジェクト報告書はこちら.科学研究に関する公開の原則から,詳細な実験データを含む報告書全文がダウンロード可能になっています.
反射の影響に関する旧来の議論と,学術的誤り
物性研究 2004年4月号 (物性研究刊行会)
「マイクロ波の生体への相互作用:その議論の前提・枠組の妥当性と基礎物理学」(PDF版, htm版)
上記原稿は,京都大学基礎物理学研究所研究会「電磁波と生体への影響」の報告書を兼ねます.第1回研究会の全報告書はこちらです(「物性研究」オンライン公開ページ).
# 学術のあり方,学び方については,筆者が理学部2年生向けに開講している「電磁気学」の
# 授業で学生に配布した 「授業の進め方」もご参照ください.
この問題に興味をお持ちの皆さんには,一次情報(オリジナルの情報)に触れて頂くことを強くオススメします.
不確かな情報を元に議論をしても,得るものはありません.科学的主張には,その根拠が明記されているはずです(参考文献等が伴わないもの,1次情報でないものは信頼度が高くありません).科学的に大事なことは,「権威者」の発言ではなく,その根拠となる事実(エビデンス)です(筆者の科学に対する考え方は,「科学について」を参照ください).
電磁場の生体影響に関するEUの調査報告書は,公開の原則から,だれでも入手出来る形でインターネット公開されています.その研究の質の高さと公平さに驚かれることでしょう.
本研究が明らかにした最も重要な点は,電磁波のリスクに関するアセスメントにおいて長年,大学初年度級の物理学にすら矛盾する,科学的合理性に欠ける議論が行われてきたことです.
予防原則は,現在の科学的知見では良く分からないことに適用される概念です.しかし,この問題においては,現在既に分かっている科学的知見さえ,それも理工系の基礎教育(入門)レベルの電磁気学にさえ矛盾する議論(ドグマ)が長年続いてきたのです.議論の出発点(土台)が誤っていては,以降どのような議論をしたところで,結論は信頼出来ません.エレベータか,電車か,航空機か・・・を問わず,これまでの前提がそもそも科学的根拠を欠いていた,ということです.
# 学術的により正確に述べるなら,境界値問題としての電磁気学を無視した(理解しない)議論が
# 続いてきた,ということです.大学2年生レベルの初歩的な誤りです.
# 柳田邦男氏が指摘するように,水俣病の認定基準に科学的根拠がなかったことが明らかに
# なっていますが,これとなにも変わりません.
社会に学術的誤りが流布しているとき,これを正すことは研究者(学術界)の責任です.筆者らが本研究を行った第一の理由は,この点にあります.
# 誤りは自明ですが,これを学術論文として定量的に示す作業(研究)は,必ずしも容易ではありません.
一方で,この問題には「専門家」と呼ばれる「学者」と公的委員会が存在します.専門家の学識とコンプライアンスについて,検証する必要があるでしょう.
まずは,論文のPDF版をお読みください.
関連資料(新しい順)
日本物理学会年会(2006年3月) 講演予稿(環境物理,企画講演)
「電磁場の生体影響と基礎物理学」(PDF版, htm版)
パリティ 2006年1月号 (丸善)
クローズアップ「電磁場が引き起こすDNA損傷」 (PDF版,htm版)
* web版はパリティ編集部, REFLEXプロジェクト(Prof. Adlkofer)より転載許諾済.
パリティで解説を行っている,EU7カ国12研究所によるREFLEXプロジェクト報告書はこちら.科学研究に関する公開の原則から,詳細な実験データを含む報告書全文がダウンロード可能になっています.
臨床環境医学 第14巻第2号 p.83〜87 (日本臨床環境医学会)
(特集:第14回日本臨床環境医学会総会シンポジウム「電磁波による健康障害」)
「電磁場の基礎概念と生体影響の関係」
電磁場の生体影響を議論した本,ホームページなどには,科学的に誤った議論が少なくありません.一般市民や市民団体が書いたものばかりでなく,専門家と呼ばれる「学者」によって書かれた解説にも,山のように例が見つかります.これらが様々な都市伝説を生み出し,議論を混乱させています.むしろ,学者が都市伝説に何の疑問も持たず,オリジナルの資料にあたることもなく解説を行い,都市伝説をさらに増幅させている事実があります.この論文は,電磁場の生体影響を考える際に必要な物理学の基礎知識を復習し,その上で,典型的な誤りを正していきます.論文別刷がありますので,ご希望の方は下記アドレスまでご請求ください.
東北大学全学教育「自然科学総合実験」テキスト(科学と文化:弦の振動と音楽)
(2004年度版,2005年度版) (東北大学出版会)
物性研究 2004年4月号 (物性研究刊行会)
「マイクロ波の生体への相互作用:その議論の前提・枠組の妥当性と基礎物理学」(PDF版, htm版)
上記原稿は,京都大学基礎物理学研究所研究会「電磁波と生体への影響」の報告書を兼ねます.第1回研究会の全報告書はこちら(「物性研究」オンライン公開ページ).
京都大学基礎物理学研究所研究会「環境物理学」(2006年6月)のページはこちら.
日本物理学会誌 2003年6月号 (日本物理学会)
「携帯電話による公衆被曝をめぐって」
全文はこちらから(国立情報学研究所の論文情報ナビゲータCiNiiより)
科学 2002年8月号 (岩波書店)
「閉鎖的空間での携帯電話の利用と公衆被曝:反射と重複による電磁波エネルギー蓄積のメカニズム」
数理科学 2002年8月号 (サイエンス社)
特集「熱力学の多彩な展開」
「確率論的熱力学:ゆらぐ過程のエネルギー論」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご連絡は以下にお願い致します。
〒980-8578(住所不要)
東北大学大学院理学研究科物理学専攻
本堂 毅
e-mail: hondou[at]cmpt.phys.tohoku.ac.jp
fax: 022-795-6447 (共通事務室)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー