我々のグループでは、「新しい物質の設計」を目指して研究を行っています。 そのために、主に、第一原理計算と呼ばれる経験的なパラメータを用いない計算手法を利用しています。 この手法では、原子の配置のみをインプットとして物理量を計算することが可能なため、様々な実験と直接結果を比較することができ、また、仮想的な物質の性質を議論することもできます。 近年、この第一原理計算を用いた研究分野は飛躍的に発展しており、様々な物性が議論できるようになってきています。 我々のグループでも、超伝導やスピントロニクス材料などについて新しい計算手法を開発し、実験との比較や、新しい物質の探索を目指した計算を行っています。 また、物質探索ではデータ科学的な手法の活用にも取り組んでいます。 研究の詳細は研究や論文のページも参考にしてください。
本研究室では、大学で習った量子力学や統計力学の知識をフルに活用し、物質中の波動関数がどうなっているか、といったことを身近に感じながら研究することができます。 新物質設計に興味のある方、プログラミングや数値計算が得意な方、新手法の開発に興味がある方、物理に機械学習を応用してみたい方、など様々な人を歓迎します。 是非一度研究室へ見学にお越し下さい。 見学は随時受け付けていますので、ご希望の方は、メールでお気軽にご連絡ください。